お世話になっております。
LIXILリフォームショップLTS鹿島店の馬場です。
今日は、某N様邸の大規模な住宅改修工事のBefor⇨After、
まずは第1弾として、玄関からご紹介したいと思います。
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N様邸は、大正時代から続く、築100年のお宅です。
なので、玄関から水回りはすべて”土間”になっていました。
【Before】
まずは平らになるように少し削ります。
その上に地面からの湿気を防ぐため、防湿シートを敷きます。
コンクリートを流し込み、ならしていきます。
コンクリート打ちの完成形はこちら↓↓職人技です。。
コンクリートが乾くまで、1週間ほどの養生期間を設けてから
木材で土台を作り、下地となる板を敷き、その上に実際の床板となる”杉板”をはりました。
木材の土台の間には、冷気の侵入を防ぐ断熱材を敷き込んだので冬でも暖かい玄関となりました。
大正時代の土間の玄関から、ご家族と打ち合わせを重ね、出来上がったN様邸の玄関がこちらです。
【After】
壁の腰板も床板と同じ”杉板”にすることで統一感も出て、とても温かみのあるフロアになりました。
写真中央にある、額に入っているものは、N様邸の「家紋」です。
工事前の打ち合わせの段階から、この場所に飾ることを考えて壁の幅を調整しました。
(もともとN様邸には二階にお部屋がなく、小屋裏となっていました。
写真右にみえる階段は1から作りあげたものです。こちらは第2弾でご紹介したいと思います)
そして、室内から見た玄関は、、、
地面にはLIXILのタイルをあしらいました。
下駄箱もまたLIXILの玄関収納となっています。
タイルや”杉板”でトーンが上がり、明るい玄関へと変貌を遂げました。
約100年、先祖代々N様ご家族を守ってきた家を
”古くなってきたから”と新しく建て直すのではなく、
弱っていたところは強く、補強しながら、
より住みよい家へとリフォームすることは、もとある家を”守っていく”ということに繋がります。
とても素敵なことだなぁと思いました。(*^^*)
次回第2弾は【N様邸 二階】をご紹介したいと思います!
なにもなかった小屋裏が、奥様のご提案で
ロフトのあるお部屋へと素晴らしい変貌を遂げました!
是非ご覧ください♫