こんにちは!
今日はリフォームとリノベーションの違いについて書かせていただきます^^
リフォーム=改善、改良
「リフォーム」は以前から使われていた建築用語ですが、近年は「リノベーション」という言葉も多く使われるようになりました。
最近では、「リフォーム」と「リノベーション」が混同して使われることも増えていますが、厳密には違います。
「リフォーム」は、英語のつづりで表すと「Reform」で、「改良、改善、刷新」という意味です。
一般的には「建物の老朽化した部分や建物全体を新築時の状態に回復させる」または「より使いやすいように改善・改良すること」がリフォームに該当します。
例えば、住宅の外壁の塗り直し、和式トイレから洋式トイレへの変更、ガス台をビルトインコンロに変えるといった内容です。
マンションやアパートのような集合住宅の場合は、入居者が退去した後にもとの状態に回復させることをリフォームと呼ぶこともあります。
リノベーション=修復、刷新
「リノベーション」は、英語のつづりで表すと「Renovation」で、「革新、刷新、修復」という意味です。
リノベーションは大がかりな改修を施して、新たな機能や付加価値を加えることを指していて、「リフォーム前より住居の性能や価値を向上させること」を目的に行うのがリノベーションです。
例えば、「古いタイプの間取りを変えてひとつながりのリビングダイニングキッチンにする」「和風の外観を洋風にする」「古民家の土間と台所を現代風のシステムキッチンにする」といった内容です。耐久性や耐震性を高めるために壁の補修を行ったり、家族が増えたので、仕切りの壁をなくして、広々としたリビングダイニングキッチンにしたりすることなどもリノベーションです。
きょうもひとつお勉強になりました^^